<たましずめとは>
霊魂を鎮めること。(転じて死者を弔うときにも使用される語。)もともとは生きたまま身体を離れた魂をその身体に戻し鎮めることの意味。
<念仏踊り>
遠州地域に伝わる念仏踊りは、多様性に富み、全国的に見ても珍しい。念仏踊りは、亡くなった人を供養する、平和を祈る、悪霊や害虫を追い払うなどの目的で行ってきた。
<放歌踊り>
遠州大念仏と放歌踊りが一対になったところが特色。
念仏踊りで祖先供養をする。大念仏が終わると一休みし、後半の放歌踊りに入る。
放歌踊りの特徴はひょっとこ、おかめ。
<森ほたる>
夏の夕方、クーラーの電気を切って、外に出て近所の方とお話をしませんか?という趣旨で、お盆と重なる8月1日から15日まで遠州森町の住民がそれぞれの軒先に行灯を並べる行事。
地元で作られた和紙を竹で作ったかごに巻きあかりを灯して行灯(森ほたる)にする。
ある人はふれあいを、ある人は平和を、ある人は世界の色々な場所で生きる人々のことを想いながら。
それは、人間が忘れかけている何かを想い起こすことであり、助け合いのもっと大きな発見をする。「ふれあいのウェーブ」。